カテゴリー別アーカイブ: Uncategorized

栃窪小学校スキー大会

 今日は栃窪小学校の校内スキー大会が行われました。

IMGP5544s
 栃窪小のスキー大会は、集落に上がる途中にあるシャトー塩沢スキー場で行われ、競技には児童12名だけでなく栃窪の若者から年輩者まで多くの地域の人も参加する集落挙げてのイベントです。

IMGP5511s

IMGP5542s
 栃窪はスキー場がすぐ目の前にある地域なので、地元の人は物心つく以前からスキー板を履いて滑っていたよと言うくらいに、スキーに慣れ親しんでおり、集落の中に指導者もとてもたくさんいます。

 競技は「大回転」と「滑降」の2種目が行われ、子ども達は冬の間の週2回のスキー授業で励んできた練習の成果を存分に発揮しました。

IMGP5497s

さいの神

1月11日(土)、十二神社でさいの神という行事が行われました。
本来は1月16日頃の行事で、小正月を迎えるにあたって、正月飾りや
しめ縄を燃やし、同時にその年の豊作を祈るものでした。

集落の家々を回り飾りを集めるのは子どもの仕事、そのため
近年は土曜日開催となっています。
Image
わらで塔をつくり、しめ縄を巻き付け、飾りを組み込みます。
神社と恵方にお祈りしてから点火、火がつくとみなさん持参の
スルメやお餅、ニンニク、ネギを焼きながら暖まります。
ちなみに積雪は1m超で雪の降る中です。
Image
その昔は、各戸ごとに雪の小山を積み上げて、その頂きに柴を立て、
正月のしめ飾りで囲った「鳥追い堂」をつくりました。子どもたちはその上で
鳥追唄を歌って近所のお堂をめぐったそうです。小正月の神棚飾りは
水木の枝に餅の梅花や稲穂をつけたものにかわり、鳥追い堂に使われたしめ縄は
集められてさいの神で焼かれる、農業信仰の行事だったそうです。
Image

わらしごと

田んぼの作業が終わり、雪が降り始めると、冬仕事がはりまります。
ととは家で「わら」しごと、かかは家で「はた」しごと。
翌年一年間で使う、わらじ、みの、きもの、すべて冬のうちにつくっておきます。

今日はおじいちゃんにわら仕事(まずはわらじ)を教えてもらいました。
最初に刈り取った藁を木づちでたたいて柔らかくしておきます。
それから全ての基本となる 縄 を綯(な)います。
Image
数本の藁をふた束、器用に一本の縄にないます。
やらせてもらいましたが、これがまた難しい。
同じ太さで長いものをつくるのは職人技です。
Image
それから縄を基礎として、藁を編んでわらじの形にしていきます。
糊もテープも使わず、わらをつぎ足して編むことで途切れることなく
わらじになっていきます。Image
最初と最後のし仕組みは企業機密だそうです笑

師匠の隣で格闘すること2時間、大幅な助けを借りて1足のわらじができました。
昔は、わらじはこどもの仕事で1日10足できて一人前と言われたそうです。
Image
藁は中空なために、断熱効果がありあたたかいのだそうです。
ホッキョクグマの毛皮と同じ原理ですね。

最後の写真は正月飾りです。
いまこれをつくれる人はもうあまり残っていないそうです。
Image

画像

すっかり銀世界

すっかり銀世界

12月16日、前日2日間に降った雪でいきなり積雪が70cmくらいになりました。
稲刈りをしたのがウソだったかのような、一面の銀世界となりました。
近所のおじいちゃんの名言;
「夏は草と闘い、冬は雪と戦う。生きるとはそういうもんさ」

なるほど。

栃窪小学校文化祭

IMGP4433.JPG

 初雪が残る紅葉した樽山がきれいに眺めるお天気の中、栃窪小学校の文化祭が行われました。

IMGP4413.JPG

 全校児童12名の子どもらの発表や日頃の制作物を見に、ご父兄やたくさんの集落の皆さんらで賑わいました。

IMGP4412.JPG

IMGP4406.JPG

 PTAや集落の人達発表の ” てんとう虫のサンバ ” 合唱では、先日ご結婚された先生におめでとうの花束をプレゼントするサプライズなどもあり、心温まる光景もありました。

 午後には栃窪小出身でピアニストの笛木美奈さんのピアノ演奏もありました。子ども達の目も先輩の素敵な姿はきっとそれぞれの目標に向かう励みになったのではないでしょうか。