2月28日(金)、栃窪集落上の護国観音で、浦佐裸押合い祭でまかれるおモチのお清めがありました。
この祭りは、南魚沼市内の浦佐地区の毘沙門堂で、大勢の男たちが本尊に参拝するために堂内で裸で押し合う奇祭と知られます。その押し合いの際にまかれるモチを栃窪集落から出しています。
午前中に作っておいた紅白の丸モチを、13時から地域住民7名が背負い、標高差約200mの山の上までカンジキで向かいました。
例年に比べて雪が少なく、例年なら雪に埋もれているはずの塚がまだ見えていました。
護国観音像の前でモチを供え、お清めをして無病息災を願いました。
下山は、登ってきた斜面を滑り下りてあっという間に集落に到着しました。
モチは、すぐに浦佐地区にある毘沙門堂へ納められ、3月3日(月)の本祭の押し合いの中でまかれます。