月別アーカイブ: 7月 2013

地元野菜の素揚げチーズのせ

それはまだ雪の残る春先のことでした。隣に住むおばあちゃんが「おらオクラ植えたいすけ、苗かってきてくれそ」と言っておられたので、オクラの苗を買ってきてあげたのです。

昨日、仕事をしていると、これまた別の近所のお母さんが素敵な香りのするご馳走を持ってきてくれました。曰く、「うちのばあちゃんが、仲のいいばあちゃんから、若い人からもらった苗からできたピーマンもらったからつくってみたのよ。あんたたちのことでしょ?」とのこと。
んん???ピーマン?僕たちが買ってきたのはオクラだけと。。。

食べてみるとちゃんとオクラでした。

なにはともあれ、すべて地元野菜。集落の人が作ったナス、ジャガイモ、ズッキーニ、オクラ。
ベーコンと一緒に軽く素揚げにして、アツアツのうちにチーズをのせ、チーズがとろけるまでレンジにかけたそうです。今回は手作りのブドウ種油を使ったそうです。

おいしくてあっという間にいただきました。ごちそうさまでした!!

 

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栃窪の夏本番!

7月の栃窪は、集落のイベントが盛りだくさんでした。

朝晩は涼しくエアコン無しで過ごせる栃窪ですが、季節は夏!!!

15日は集落の夏祭りでした。神社で神事が行われ、そのあと神輿が集落中をまわり、それぞれの家の前で無病息災を祈り「わっしょい!!!」と叫びながら大回転します。神輿を担いでいくと、自家製の漬物や料理を振る舞ってくれるおうちもあり、おなかも心も満たされました。
130715夏祭り神社前

21日は草刈りアート選手権。きゅうりの浅漬けを頬張りながら、田んぼの畔にアートを描き出します。
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27日には、こども会が実物大のかかしを作っていました。集落にいる大工のお父さん2名が大活躍!!自分の型をとって服を着せたり首飾りを着せたり。道の駅に飾るそうです。お疲れさまでした!!

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昨日28日は集落の中を走る道路の脇に伸びた雑草の一斉刈り払いでした。朝から昼過ぎまで、集落中の人が集まり、草刈り機やチェンソーを振るって道路の脇を除草しました。車を運転している人の視界を隠すくらいまで伸びていた雑草を刈ったことでより安全な道路になりました。チェンソーやトラック、重機が当たり前のように登場し、運転できる栃窪のひとたちはすごいです。
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そうそう、日本中そうみたいですが、ここ栃窪でも最近は夕立が多いです。
ある日の夕方、夕立が上がると集落中がオレンジに包まれていました。世界の終わりのような(!?)景色でした。
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そして、今現在(29日PM2時半)、同じところは霧の中。
山の天気は予測できません。郵便屋さんのバイクが配達しています。お気を付けて!
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棚田の畔をアートに 第6回棚田草刈りアート大会開催しました

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 山の広大なあぜの草刈り作業をアートにして楽しむ「第6回棚田草刈りアート日本選手権大会」が、2013年7月21日新潟県南魚沼市の栃窪集落一帯で開かれました。

 世界遺産に登録された富士山や、大きな政治課題になっている環太平洋経済連携協定(TPP)を題材にしたニュース性あふれる作品のほか、自然や物語にヒントを得た作品が次々に完成。日ごろは農耕車しか通らない棚田の間の曲がりくねった道に、日ごろは見られない真っ赤なスポーツカーなどが止まって、作品を楽しむ姿が見られました。

 午前8時からの開会式では、大阪と東京から参加した女性2人が選手宣誓。「たくさんの笑顔を生むアートを作ります」と意気込みを語りました。

130721選手宣誓s

 午後は、長岡造形大学の渡辺誠介教授や地区の代表者ら7人による審査のほか、一般観覧者によるギャラリー審査が行われました。

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 優勝は地元の「チーム街道」の「鷹とうさぎ」。鷹が空中からうさぎを狩る瞬間を表現した、躍動感溢れる作品です。
チーム街道は第1回大会に続き、2度目の優勝となりました。

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 同時開催されたカフェと野菜市では、集落内外からたくさんのお客さんで賑わい、地元の女性陣で組織する「とちくぼかあちゃんず」がによる特製カレーなどを提供したほか、地元の新鮮な高原野菜を販売しました。

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 作品は手入れを継続して、8月のお盆前後までご覧いただけます。

 作品の場所を示した地図などは、栃窪集落センターの事務局で提供します。お問い合わせは025-782-5103、tappo@ecoplus.jpまで。

7/21 草刈りアート2013 観覧者募集 〜野菜市、カフェも同時開催〜

いよいよ今週末に迫りました、第6回棚田草刈りアート日本選手権大会!
110717長岡造形大審査
今回は集落内外から18チームの参加になりました!
重労働な棚田の畔(あぜ)の草刈りをアートに変えるアーティスト達の作品を見に是非お越しください!
当日は栃窪の新鮮な高原野菜を販売する、「とちくぼ野菜市」も同時開催します。
また地元お母さん達の「とちくぼかあちゃんず」が腕を奮った料理が食べられるカフェもオープンします。
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日時/2013年7月21日(日)
場所/新潟県南魚沼市栃窪集落
 観覧自由(作品はお盆前後まで残します)
 ※運転しながらの作品観覧は危険ですので安全な場所に駐車してご覧ください。

*当日スケジュール*
 午前8時 開会式
 午前 制作
 正午 制作終了
 午後1時~3時半 一般審査(大会本部にてマップと審査用紙をお受け取りください)

【一般審査について】
 すべての作品を見た人なら誰でも審査に参加できます。大会本部で配布する審査用紙を使い、各作品の説明板についている文字スタンプを押して大会本部までお越しください。気に入った作品3つに投票できます。

【大会本部】南魚沼市栃窪集落センター
【主催】栃窪行政区棚田草刈りアート日本選手権大会実行委員会
【後援】南魚沼市
【協力】金沢屋酒店、銀峰閣、(株)シャトー塩沢、上越国際プレイランド、すし道楽、とちくぼパノラマ農産、(株)ナミデン、ハリカ六日町店
【事務局】TAPPO南魚沼やまとくらしの学校 025-782-5103 tappo@ecoplus.jp

茶前仕事で草刈りをしました

こちらの地域では、「茶前仕事」というものがあります。朝起きて、お茶を飲む前にする仕事のこと。

今日は7月21日の草刈りアート選手権に向けての下草刈りが茶前に行われました。
朝6時に田んぼの畔に続々と集まる軽トラック。集落の男衆が前掛け、マスク、草刈り機を準備します。作業が始まるとどんどんと雑草が刈られ、きれいに整えられた畔が姿を現します。Image

塩沢の街中を見下ろすと薄い雲海と霧のようなものが広がっており、幻想的!

作業の後のお茶、おいしかったぁ!!

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