カテゴリー別アーカイブ: 季節

三義人を祀る九日祭りが行われました

 9月9日に九日祭りが行われました。
 九日祭りは、集落に伝わる「山論三義人」を祀る行事です。

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 山論三義人は、約300年前の栃窪村と隣村との山論(山野の利用をめぐる争論)で、敗訴となったのを不服と考え、直訴した罪で犠牲となった勇気ある三人です。栃窪村ではその恩義を感じて、公に祀ることができなかった三義人の祠の前に、年に一度地蔵さまを移し、この地蔵を祀るように見せかけて粛々と三義人を毎年祀ってきたそうです。

 豊かな自然の恵みを得られる栃窪の山や川や野が今あるのは、こういった先人達の積み重ねのおかげなんだなぁと、感謝できたお祭りでした。

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 祭りでは、お神酒がふるまわれ、太鼓のリズムにあわせて盆踊りを踊りました。9月に入り夜はすっかり肌寒くなった栃窪ですが、お酒と踊りで暖かな夜となりました。

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コゴミ、大爆発!

フキノトウがひと段落した、南魚沼市栃窪。
気を抜く暇もなく、次はコゴミが大量発生!
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見た目はゼンマイに似ているけれど、アクがないためすぐ食べられます。
おひたし、ごまあえ、マヨネーズあえ、天ぷらなどにすると美味。

この日は小雨が降っていたけど、集落を見守る護国観音様まで
お散歩。観音様経っている場所は絶景でした。

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もう少ししたら上の方は桜が咲きます。

田植えへの準備

ここ栃窪でも、だんだんと暖かくなってきました。
雪もだいぶ融け、田んぼもほとんど顔を出し、桜も咲き始めています。
道端にはミズバショウ、スイセンなどが春の太陽を一杯に浴びています。

さて、写真は近所のお宅で見せてもらった、イネの苗床。
種をまいて4日、温室で育った種から芽が出て2cmくらいになりました。
このあとは、田んぼ脇のビニールハウスに入り、約1カ月後の田植えを待ちます。

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雪消えとフキノトウ

今日は一気に寒くなりました。昼前からは冷たい雨も降り出しましたが、フキノトウがたくさん集まりました。
明日4月27日に、東京都墨田区曳舟駅前で開かれる青空市「ヤッチャバ」にこのフキノトウが出品されます。
フキノトウアップ

雪が消えたばかりの地面から出てきたので、葉っぱもまだ黄色がかっています。柔らかな雪国のフキノトウ。雪が消えていくのと競争するように、段々と山の高い場所でしか取れなくなってきています。残りわずかなフキノトウ、お楽しみ下さい。
雪が消えた直後に出てきたフキノトウ

栃窪のフキノトウ、明日曳舟駅前で販売

120412フキノトウ ここ数日、一気に雪が消えました。あちこちの斜面が雪の中から割れて姿を見せ始め。その地面に緑の宝石のようにフキノトウが登場してきました。

雪国のフキノトウは、雪消えと同時に一気に成長してくるので、えぐみが少なく、香り高いのが特徴です。

130412フキノトウ山盛り 今日は、栃窪集落にやってきたばかりの2人が、地元の人の指導で棚田の斜面などをめぐってフキノトウを集めてきました。明日13日午前10時からの、東京都墨田区の曳舟駅前広場での「ヤッチャバ」で販売します。

凍るような水の中で泥を落とした、清らかなフキノトウを楽しんでもらえます。天ぷらだけでなく、刻んでオリーブオイルと混ぜてドレッシングにしても春の風味を楽しめます。