棚田の畔をアートに 第6回棚田草刈りアート大会開催しました

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 山の広大なあぜの草刈り作業をアートにして楽しむ「第6回棚田草刈りアート日本選手権大会」が、2013年7月21日新潟県南魚沼市の栃窪集落一帯で開かれました。

 世界遺産に登録された富士山や、大きな政治課題になっている環太平洋経済連携協定(TPP)を題材にしたニュース性あふれる作品のほか、自然や物語にヒントを得た作品が次々に完成。日ごろは農耕車しか通らない棚田の間の曲がりくねった道に、日ごろは見られない真っ赤なスポーツカーなどが止まって、作品を楽しむ姿が見られました。

 午前8時からの開会式では、大阪と東京から参加した女性2人が選手宣誓。「たくさんの笑顔を生むアートを作ります」と意気込みを語りました。

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 午後は、長岡造形大学の渡辺誠介教授や地区の代表者ら7人による審査のほか、一般観覧者によるギャラリー審査が行われました。

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 優勝は地元の「チーム街道」の「鷹とうさぎ」。鷹が空中からうさぎを狩る瞬間を表現した、躍動感溢れる作品です。
チーム街道は第1回大会に続き、2度目の優勝となりました。

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 同時開催されたカフェと野菜市では、集落内外からたくさんのお客さんで賑わい、地元の女性陣で組織する「とちくぼかあちゃんず」がによる特製カレーなどを提供したほか、地元の新鮮な高原野菜を販売しました。

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 作品は手入れを継続して、8月のお盆前後までご覧いただけます。

 作品の場所を示した地図などは、栃窪集落センターの事務局で提供します。お問い合わせは025-782-5103、tappo@ecoplus.jpまで。

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